犯罪や非行を防ぎ罪を犯した人たちの更生に理解を深めてもらうための「社会を明るくする運動」の出発式が佐賀市で行われました。

「社会を明るくする運動」は犯罪や非行を防ぎ、立ち直りを支える地域社会にしようと全国で行われていて7月は広報活動を強化する月間です。
式には各市町の担当者や保護観察所の職員らが出席し、山口知事が「“やさしさ”や“思いやり”が明るい地域社会をつくっていく」と激励しました。
また滋賀県で保護司が殺害され保護観察中の男が逮捕された事件を受け、黙とうが捧げられました。

【佐賀保護観察所 木村直樹所長】
「非行少年の立ち直りたいという気持ちを信じてあげることで円滑な社会復帰を図っていきたい。その思想を県内へ広めたいという思いでやっている」

このあと県警音楽隊の演奏にあわせ市内の保育園の園児たちが手話を交えて元気いっぱいに歌を披露していました。

県内では約520人の保護司がいます。
県庁1階の県民ホールには各地区の保護司の活動などを紹介する15枚のパネルや写真が6月23日まで展示されています。

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