2024年5月に岩手県内の消費者を対象に行われた調査の結果、1年前に比べて暮らし向きが良くなったと回答した人の割合は8.1%にとどまり、物価が上昇するなか厳しい状況にあることが浮き彫りとなりました。

いわぎんリサーチ&コンサルティングでは5月、県内に住む20歳以上の人を対象にアンケートを行い761人から回答を得ました。

それによりますと、1年前と比べて経済的に「良くなった」と答えた人は8・1%にとどまる厳しい結果となり、「悪くなった」は34・3%、「変わらない」は54・8%となりました。

収入の1年前との比較については「増加した」が14・7%、「減少した」が29・8%となり、多くの家計で収入の伸びを実感できていないことを示す結果となっています。

一方、支出については「増加」が45・6%、「減少」が12・1%という結果となり、消費が増えたものの内訳では水道・光熱費、飲食料品、交通費などが突出していて物価上昇の影響が表れたとみられています。

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