立憲民主党が提出した岸田内閣に対する不信任決議案は衆議院本会議で与党などの反対多数で否決されました。

立憲民主党 泉代表
「自民党の裏金問題でこれだけ高まった政治不信に岸田内閣では正しい処方箋を示すことができない。改革もできない、解散を求めてもできない総理であれば退陣いただくべきではないでしょうか」

 立憲民主党は「岸田内閣には国の舵(かじ)取りをこれ以上、任せるわけにはいかない」として、不信任決議案を提出しました。

 決議案では、自民党の派閥の裏金問題への対応を巡って「国民の政治不信は解消されるどころか、ますます高まっている」と指摘しています。

 改正政治資金規正法についても「岸田総理がリーダーとしての責任を取らなかった」などと非難しています。

 衆議院本会議では日本維新の会や共産党など野党がそろって賛成しましたが、与党などの反対多数で否決されました。

 岸田総理大臣は21日に記者会見を開く予定で、国会は23日に閉会します。

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