サントリーがビール醸造技術を活用した新感覚のアルコール飲料「金麦サワー」(アルコール度数6%)を北海道限定で販売する。販売期間は4~6月。売れ行きやユーザーの反応などで販売地域の拡大も検討する。
開発コンセプトは、「食事をおいしくする新サワー」。レモンのようなかんきつ系の香りがする「レモンドロップホップ」を使用し、酒税法上は発泡酒に区分される。
ビール類を飲んだ後、缶チューハイやサワー類を飲むユーザーを主なターゲット層としており、「麦の優しいうまみと、ホップ由来のかんきつ系の爽やかな香りが調和した味わいとなっている」とPRする。
サントリーのビール類販売構成比で、北海道は全国よりも第3のビール「金麦」の構成比が高いという。ビール本部の梅原武士ブランド戦略部長は「金麦を愛している方が多くいる地域で、お客さんの反応や売れ行きを見たい」と北海道限定販売の理由を説明した。
価格はオープン価格で、サントリーは350ミリリットル缶が税込み190円程度、500ミリリットル缶が同264円程度を想定。16日からスーパーやコンビニエンスストアなどで販売される。【高山純二】
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