梅雨前線や低気圧の影響で鹿児島県では線状降水帯が2回発生し、福岡県内でも激しい雨が降りました。

22日以降、警報級の大雨となるおそれがあり、土砂災害などへの警戒が必要です。

鹿児島県では21日未明から線状降水帯が2回発生し、鹿屋市では車が動けなくなるほど道路が冠水しました。

◆近所の人
「長靴をはいてきたけど通れない。どこにも行けないし車も出せない」

鹿児島県指宿市では24時間に降った雨の量が423ミリと、観測史上1位の記録的な大雨となりました。

福岡県内でも局地的に雷を伴う激しい雨となり、20日夕方の降り始めからの雨量は柳川市で87.5ミリ、久留米市で78ミリが観測されました。

21日の日中はところにより青空も広がりましたが、福岡管区気象台によりますと22日から23日にかけては広い範囲で警報級の大雨となるおそれがあります。

筑後地方では21日午後6時からの24時間に100ミリ、その後の24時間には150ミリの降水量が予想されるということです。

その後も大雨が続く可能性があり、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫への警戒を呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。