岩手県盛岡市に建設中のマンションのチラシに「岩手山」ではない別の山の画像が使われていた問題について、達増知事は6月21日の会見で「地域住民の感情を逆なでしないでほしい」と述べました。

この問題は、盛岡市紺屋町に建設中の高層マンションのチラシで「岩手山」とうたいながら、青森県の「岩木山」の画像を使用していたものです。

この取り違えはSNSなどで話題となり、市がマンションを手掛ける東京の不動産会社「タカラレーベン」に抗議する事態に発展しました。

21日の会見で今回の事態について問われた達増知事は「昔からあった酒蔵がなくなってそれがマンションになることについて、非常に寂しく思っている人たちが多い。岩手山じゃない山の写真を掲げて『岩手山が良く見える』というのは、寂しいとかそういう感情を逆なですることになる」と話しました。

また達増知事は、今後は不動産会社が地域の人たちにどのように責任を果たしていくかも重要だと述べました。

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