皮際まであま~い、新潟の「小玉スイカ」をご紹介します。

新潟市中央卸売市場でこの時期注目されているのが…

【杉山萌奈アナウンサー】
「一般的な大玉スイカの4分の1程の重さ、かわいらしい見た目の小玉スイカです」

2017年から試作を重ね、去年デビューした水はけのいい新潟市の砂丘地帯で栽培される小玉スイカ、その名も「ルビームーン」です。

【新潟中央青果 中山幸音さん】
「スイカはもともと、砂漠地帯で作られるため、乾燥にとても強い果物。そのため、砂丘地帯の赤塚地区は気候が合っていて、甘く育つ条件が揃っている」

ルビームーンの糖度は13度~14度と、一般的な小玉スイカよりも1度~2度高く、メロン並みの甘さが最大の特長です。

【杉山萌奈アナウンサー】
「甘いです!果汁の量が多くてみずみずしいです」

皮際まで食べ進めてみても…

【杉山萌奈アナウンサー】
「大玉スイカに比べて皮がとても薄いので、ギリギリのところでもみずみずしくて甘いです」

販売2年目となる今年は作付面積・出荷量ともに去年の3倍に!

5月に強風の影響を受け、実がつく時期が遅れたことで出荷の最盛期が1週間ほど後ろ倒しになりましたが、その出来は上々だと言います。

【新潟中央青果 中山幸音さん】
「赤塚地区の方も2日に1回、頻繁に試し切りをして品質管理を行っている。そのような裏での努力がたくさんある。甘くておいしいスイカしか並ばないので、ぜひ一度試していただきたい」

食べきれず冷蔵庫に入れるときにも便利なサイズのルビームーン。7月下旬まで店頭に並びます。

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