日本学生野球協会は盛岡誠桜高校(岩手・盛岡市)の野球部監督に対し、部員への暴力や暴言があったとして、これまで9月6日までとしていた謹慎処分をさらに2年間延長しました。
盛岡誠桜高校の野球部を巡っては、2023年8月以降引退した3年生の飲酒や指導者による暴言が疑われる事案があり、日本高野連が高校側に調査と報告を再三要請していました。
しかし高校側が応じず、学生野球の統括組織・日本学生野球協会が2024年5月に関係者4人を処分し、校長と野球部監督を9月6日までの謹慎処分としていました。
6月に入り高校側が高野連に調査報告書を提出し、高野連が学生野球協会審査室に上申。
審査の結果、部員への暴力と暴言、虚偽報告などがあったとして、監督の謹慎を当初の処分期間から更に2年間延長、退職した当時の副部長を無期謹慎としました。
盛岡誠桜高校の野球部は7月の夏の県大会には出場可能で、高校は岩手めんこいテレビの取材に「夏の大会を前に今は野球部の活動を最優先にしていく」としています。
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