湿気の多い梅雨の時期に増えるのが、髪の毛の広がりやうねりなどの悩みだ。どうすれば髪の形を保つことができるのか、家で簡単にできる髪の毛のケア方法を美容師に聞いた。ポイントは髪の毛の乾かし方にあるようだ。

湿気で髪が変化するのはなぜ?

湿気の多い梅雨の時期を迎え、髪の毛のうねりや広がりなどパサつきが気になるという人も多いのではないだろうか。

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なぜ、湿気で髪の毛の状態が変化するのか…新潟市中央区で美容室を営む小竹將太社長は「髪の形を保つ水素結合が水に濡れることで切れてしまうこと」が原因だと解説する。

「梅雨時期は常にその水素結合が切れ続けているような状態になるので、どれだけヘアセットをしても数時間でパサついたり、うねりが出たりする原因につながる」

パサつき・うねり防ぐ!髪の乾かし方

では、この時期に髪の形を保つためにはどうすれば良いのだろうか?小竹社長がポイントに挙げたのは「髪の乾かし方」だ。

髪を乾かす際、いつも通り熱風を当てるが、仕上げの段階で一度スイッチをオフに。髪が9割乾いた状態で冷風を当てていく。

髪が9割乾いたら冷風をあてる

これにより「しっかりと水分保持力を高めることができますし、ツヤもある湿気に負けない髪に導くことが可能」だという。

また、最後にヘアオイルを塗ることも効果的だ。「水分量を均一に保っている状態に油分で蓋をしてくれるので、より湿気から髪を守ってくれる」

“朝のシャンプー”にも注意!

さらに紫外線の強い時期は朝のシャンプーにも注意が必要だという。

「頭皮や髪に必要な脂は夜作られるので、それが髪の毛の皮膜となって紫外線を防いでくれることにつながる」

朝のシャンプーは注意

紫外線を防ぐ油分を蓄えるためにも、夜のうちにシャンプーを済ませることが重要だ。髪の毛のコンディションを整えることでスタイリングもしやすくなるという。

小竹社長は「この梅雨はしっかりとしたケアで乗り切っていただきたい」と話す。

梅雨時期の髪のお悩みも少しの工夫で解決に近づきそうだ。

(NST新潟総合テレビ)

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