福島県の猪苗代湖では、7月1日からモーターボート等の航行する区域が法的に制限され、違反者には罰金が科せられる。

福島テレビ・佐藤弘崇記者:「4年前、事故があった中田浜ですが、奥を見てみますと、航行禁止区域を受けてブイが設置されているのがわかります」

猪苗代湖では4年前の2020年9月、3人がボートに巻き込まれ当時8歳の男の子が死亡した。この事故を受けて、福島県などの協議会は、これまで自主的なルールに基づいていたモーターボートや水上バイクなどの航行エリアを2024年7月1日から河川法で制限した。対象は25の浜で、航行禁止エリアは岸から300メートルの範囲を基本とし、違反して航行した場合は30万円以下の罰金を科す。

1日は猪苗代湖を管轄する3つの警察署が出動式を行い、違反する船がないかを警戒・取り締まりを強化している。福島県などでは航行禁止エリアの周知を徹底していくとしている。

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