(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在
◆きょう1日(月)の最大瞬間風速
全道的に風が強く、倒木の被害などがありました。
札幌は20メートルで、今シーズン一番のほか、
羅臼町やえりも岬などは25メートル以上で、台風並みの暴風が吹き荒れました。
帯広市、石狩市、恵庭市などは、7月としては記録的な風速でした。
あすも、全道的に風の強い状態が続きそうです。
◆雨の予想
福島町千軒や浦河町中杵臼は、降り始めからの雨量が80ミリを超えました。
このあとは、日本海側で雨が残り、
宗谷地方など道北の降水量は、あす朝にかけて最大15ミリです。
◆あす2日(火)の天気・気温
朝は雲が多く、濃い霧の出る所がありますが、
昼前から青空が広がるでしょう。
強い日差しで気温が上がり、広範囲で25℃以上です。
札幌は27℃、帯広は28℃まで上がりそうです。
全道的に風が強いので、洗濯の外干しは、
洗濯物をしっかりと留めるようにしましょう。
◆札幌の10日間予報 2日(火)~11日(木)
3日(水)の予想最高気温は30℃で、真夏日となりそうです。
4日(木)まで晴天が続くでしょう。
5日(金)から雲が多く、週末は低気圧の影響で、
雨の降る時間がありそうです。
市内で花火大会なども予定されていますが、最新の予報に注意をして下さい。
◆大気汚染物質
3日(木)から今週後半にかけて、PM2.5がやや多い予測となっています。
大気汚染物質が多くなりますが、原因は、シベリアの林野火災とみられます。
上空の風に流され、中国東北部を経由して、北海道にやってくる見込みです。
空がかすんで見えるほか、のどがイガイガしたりなど症状が出る方は、
外出時にマスクなどで対策をして下さい。
洗濯物の外干しも控えたほうが良いかもしれません。
◆全道の週間予報 2日(火)~8日(月)
全道的に晴天が続きそうです。
暑さが厳しく、内陸部では連日30℃以上の真夏日です。
北見や帯広は32℃まで上がり、先週末のような厳しい暑さとなりそうです。
週末は低気圧が通過するため、6日(土)は広範囲で雨が降るでしょう。
気温は高めで、蒸し暑くなりそうです。
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