1日までの大雨から一転、2日の県内は30度を超える真夏日となり、今年一番の暑さとなったところもありました。

湿度が高く、蒸し暑いため、熱中症に注意が必要です。

KTN記者
「午後3時すぎの長崎市内です。手元の温度計を見てみると30度を超えています。湿度も高く、じめじめと蒸し暑い気候になっています」

梅雨前線が北上し、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は各地で気温が上がりました。

島原市で32.9度など、県内9カ所で30度を超える真夏日となったほか、南島原市口之津で32.7度、大村で31.8度、長崎31.5度など、5地点で7月上旬から8月上旬並みの今年一番の暑さとなりました。

女性
「べたべたしてきて苦しくて、午後になってきて、増してきたなとは思う」

女性
「暑くて、暑くてお茶飲みながら来ました。エアコンの部屋から出たらすごく苦しい」

日本気象協会によりますと、この先しばらくは梅雨前線が北上していて、来週初め頃までは気温が上がる予報です。

県内では(午後4時時点)いずれも屋外にいた10代から50代の男性3人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されました。

いずれも軽症です。

環境省は長崎県に今年初めてとなる熱中症警戒アラートを発表しました。

暑さは道路にも影響を与えています。

佐世保市須佐町では2日朝、市道が縦10センチ、幅20センチほど陥没し、交通規制が行われました。

市は元々の道路の傷みに加え、最近の気温の上昇で道路の舗装が溶けたことが原因ではないかとしています。

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