岩手県二戸市の「自家製麺 麺じや」は地元のブランド豚を使ったおいしい一杯が味わえるラーメン店です。

豚のうまみをギュッと凝縮した濃厚スープが人気の「自家製麺 麺じや」は、二戸市に店を構え1年がたちました。

店長の柴田英寛さんは「足しげく通ってくれているお客さんもいるので、引き続き愛してもらえるような店づくりを頑張っていきたい」と話します。

常連客が愛してやまない特製スープのベースとなる豚骨は、二戸の「佐助豚」を使っています。

店長 柴田英寛さん
「佐助豚は臭みの少ないブランド豚。食べやすいスープになっているかなと思う」

一番人気の「濃厚豚骨醤油ラーメン」は、長時間豚骨を煮込むことで、甘みのある深い味わいに仕上がっています。すっきりとした後味も魅力です。
チャーシューはもちろん佐助豚。贅沢な食感が楽しめます。

そして自家製の麺は歯ごたえが強く、『今まで食べたことのない麺だ』とお客さんから評判だという。

自慢の自家製麺を存分に楽しめるのが「混ぜそば」です。
しょうゆべースの特製ダレと一緒に、モチモチの麺とまろやかなタレがクセになるおいしさです。
しめにご飯を入れれば、最後までおいしくいただける一品です。

個性的なラーメンが味わえる「自家製麺 麺じや」を立ち上げたのは、地元出身で幼なじみの2人。きっかけはコロナ禍によるものでした。

オーナー 平井智明さん
「県をまたいでの移動の制限があった。県境の町なので影響を受けた。“食べたい”ラーメンを自分たちが作れたらなと思いUターンで帰ってきた柴田(店長)を誘った」

試行錯誤の毎日。2人で意見を出し合い作り上げた一杯があります。「淡麗のだ塩ラーメン」です。「佐助豚」を使い澄んだスープが特徴です。

オーナー 平井智明さん
「下処理とアク取り、火加減だけで透明度を出している。のだ塩を中心に藻塩や数種類の乾物を組み合わせて、クセのないスッキリとしたスープになっている」

あっさりめなスープに合わせたのは自家製の細麺。ツルっとした口当たりで喉越し抜群で誰でも食べやすいラーメンです。

地元の食材でつくる最高の一杯。ラーメン、そして二戸への思いがこもった「自家製麺 麺じや」。

オーナー平井さんは「約1年やらせてもらって感謝しかない。うちを目当てに二戸外・県外から来てもらえるような店をつくっていきたい」と話していました。

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