愛媛県は３日、２週間ぶりの晴れになり気温がグングン上昇し今年初めての猛暑日になりました。熱中症の疑いで午後４時時点、１２人が病院に運ばれています。
曽我部愛麗アナウンサー：
「きのうとうって変わって青空が広がっています。現在午後２時の松山市ですが、手元の温度計では３６．８度。日差しが強く立っているだけでも汗ばむ陽気です」
「梅雨の中休み」になった３日、愛媛県内は高気圧に覆われて晴れ、西条市で３５．５度、鬼北町で３５．２度を観測。今年初めての猛暑日になりました。
松山市は３４．４度の真夏日になり、日傘で暑さをしのいだり冷たいスイーツを食べたりする人の姿が見られました。
この暑さのなか大洲市の小学校では、暑さを和らげる工夫も。
佐野快成アナウンサー：
「かなり暑い日差しのなか、手元の温度計は３７．４度。立っているだけで汗が止まりません。そんな中でも児童たちは楽しく遊んでおり、ミストシャワーで体を冷やしてから午後の授業に向かいます」
平小学校では熱中症対策として校舎の入り口２カ所にミストシャワーを設置しています。
男子児童：
「めちゃくちゃ気持ちいいです。涼しい」
女子児童：
「汗が止まらないほど暑いです。（ミストシャワーで）涼しくなるのでさっぱりした気持ちで授業ができます」
菊池智校長は
「子どもたちが自分でできる予防対策に気づいて取り組んでくれることを願って、ミストを設置している」と話していました。
小学校ではこのほかにも児童らにこまめな水分補給を呼びかけるほか、教室にエアコンを設置するなどの熱中症対策をとっています。
各消防によりますと午後４時時点、大洲市で４０代の男性が重症になるなど熱中症の疑いで１２人が病院に運ばれています。
気象台によりますと愛媛県は４日以降もしばらく高気圧に覆われて晴れ、最高気温は３０度を超える予想です。
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