リンゴや洋梨のようなフルーティーな香りが楽しめる芋焼酎の商品化への取り組みなどについて紹介する報告会が、鹿児島市で開かれました。

商品化されたのは、鹿児島県鹿屋市の酒造メーカー、大海酒造が2023年12月から販売している芋焼酎「アップルランス」です。

イモを原料にしながらも、リンゴや洋梨のような香りが特徴で、県工業技術センターが開発に携わりました。

県庁で開かれた報告会では担当者らがフルーティーな香りをより高めるために、もろみの発酵温度を低くしたり、コメとイモの比率を調整したりといった製造過程について説明。

会場を訪れた参加者は、大海酒造の従来の芋焼酎と「アップルランス」との香りの違いを楽しんでいました。

参加者
「少し嗅いだだけで全然違う。華やかな香りで、従来のイモの香りの焼酎も好きだが、特に夏場は炭酸で割るとおいしそうだと思った」

大海酒造では、今までにないフルーティーな香りの芋焼酎で、新たな焼酎ファンの拡大につなげたい考えです。

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