栗原市の中学校で教師がプールの水を止め忘れ、およそ31時間にわたって水が出しっぱなしになっていたことが分かりました。無駄になった水道料金は41万円と推計されています。

栗原市教育委員会によりますと、志波姫中学校で先月28日午後2時ごろ、体育を担当する教師がプールの授業を前に、水温を適温にするため注水を行いました。しかし、授業終了後に水を止めることを忘れ、翌29日午後9時ごろに市の職員が気付くまで、およそ31時間にわたって水が出しっぱなしになったということです。流出した水はプール1杯分、およそ600立方メートルで、損害額はおよそ41万円と推計されています。
栗原市教育委員会は「公務上の過失に相当するが、故意に引き起こされた事案ではない」として、教師への賠償請求は行わないということです。

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