宇都宮ライトレール株式会社は3日、宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)の利用者が400万人に達したと発表した。到達したのは2日で、昨年8月26日の開業から312日目にあたる。

 同社によると、5月は開業後の月間最多となる42万9千人が利用した。6月の平日は1万5千~1万8千人、土日は1万人が使っている。

 同月には、予約制の貸し切り運行も始まった。費用は片道の1便あたり4万円、往復で使えば8万円となる。最大利用人数は160人。これまでに1件の利用があり、予約が18件入っているという。

 同社経営企画課の担当者は「利用は順調に伸びている。新年度に入った4月以降、月間40万人超の利用者数を維持している」と話している。(山下龍一)

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