週末のお出かけの参考になる桜スポット紹介の3回目は、「置賜さくら回廊」の名所のひとつでもある南陽市・双松公園。

(リポート)
「南陽市の双松公園です。高台になっていてとても景色がひらけています。桜と一緒に南陽市内を一望できますし、薄いピンク・濃いピンクと桜の色のコントラストも楽しめて、とてもきれいです」

南陽市内を一望できる高台に位置する双松公園には、園内のいたる所に桜が植えられている。種類や樹齢も異なるため、長い期間にわたって桜を楽しめるスポットだ。

(市内から)
「全然近場の桜も見ていなかったので、見たいと思って来た。眺めが良いのとセットで桜も見られるので、ここは良いと思う」

中でも代表的な存在となっているのが、2本の巨木。
高台の東側に咲くシダレザクラの「慶海桜」は、公園一帯がかつて「慶海山」と呼ばれていたことにちなんで名付けられた。街を見下ろせる場所にある慶海桜は、今年も可憐な花を咲かせ、訪れた人を楽しませている。
そしてもう一つ、公園の「春の顔」となっているのが…。

(リポート)
「こちらが樹齢150年といわれるシダレザクラです。近くで見てみると、とても大きくて迫力があります。木の幹が太くて力強さを感じますし、風が吹くと花がゆらゆらと揺れて風情があります」

高さ13メートル、幹回り3.1メートルのシダレザクラは、「南陽を一望できる場所にある桜」という意味で「眺陽桜」の名が付けられた。
下から見上げた時、上から見下ろした時で印象もがらりと変わり、さまざまな角度から楽しむことができる。

(千葉から)
「年数を重ねた貫禄というか、人間の生命力を超えた力を感じる」

(東京から)
「こんなに広々として、街を見下ろして桜が見られる。良い所だと思いました」

双松公園には、これから満開を迎える桜もあり、色鮮やかな桜と、美しい景色のコラボレーションをもう少し楽しめそう。

高台から街と一緒に見下ろす桜、とってもきれいだった。少し風が吹いて揺れている桜も趣があり、風情がある。
双松公園は全体としては17日時点ですでに満開となっている。強い風が吹くと花が散るのが早まる可能性もあるため早めに訪れたい。

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