「Suica(スイカ)」ならぬ「iSumica(イスミカ)」で外房の魅力を堪能しませんか――。いすみ鉄道(大多喜町)は1日乗車券の電子チケット・イスミカを販売する。JR千葉支社と連携したデジタルサービス「まるごとわかしおMaaS(マース)」の一環で、7月13日から利用できる。
イスミカはスマートフォンなどの画面を提示して乗車する。Suicaをもじった黄色いカードの画面で、ピーナツのロゴや踏切が描かれている。大原―大多喜駅間が1日乗り放題で、大人1100円、小学生以下560円。
MaaSは、MobilityasaService(モビリティー アズ ア サービス)の略。情報技術(IT)を使い、複数の交通手段から利用者に最適な移動を提案するサービスを指す。
まるごとわかしおMaaSは、外房エリアの観光周遊の利便性向上を目指し、JRといすみ鉄道や、勝浦、いすみ、大多喜、御宿の4市町が連携している。ウェブサイトで交通・観光電子チケットが購入できるほか、旅行のプランニングサービスなどを提供する。
MaaSの利用はJR東日本のポータルサイト「Tabi―CONNECT(たびこねくと)」から。【小林多美子】
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