秋田県潟上市の出戸浜海水浴場で9日、海開きが行われ、関係者がシーズン中の安全を祈願した。

潟上市の出戸浜海水浴場で行われた安全祈願祭には、関係者や警察など約20人が出席し、玉串をささげて今シーズンの無事故を祈願した。

出戸浜海水浴場は、2023年に市の補助を受けて駐車場の利用料を無料にし、約1万8000人の海水浴客などが訪れた。2024年も利用料は無料で、2万人の利用が見込まれている。

出戸浜海水浴場では、事故は20年以上起きていないが、6月18日に海水浴場から200メートルほど離れた場所で、中学生5人が流された。5人は警察などに救助されけがはなかったが、海水浴場は今シーズン、監視員を常に配置し、場内の安全を守る。

 出戸浜海水浴場組合・桧山幹雄組合長:
「監視員のもとで、無理をせずに海を甘く見ないで海水浴を楽しんでほしい。離岸流などが必ず起きるので、監視員の目の届く範囲で海水浴をしてほしい」

また、出戸浜海水浴場ではオートキャンプ場を整備するため、老朽化した一部の空き家を解体し、芝を植える作業が進められている。キャンプ場は2027年の利用開始を目指している。

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