9日の島根県東部を中心とした記録的な大雨で、出雲市大社町の県道が崩落し、その先の日御碕地区が孤立状態となっています。県などが被災地域の状況の把握にあたっていますが、解消のめどはたっていません。

大雨による崩落が発生したのは、出雲市大社町日御碕の県道29号線です。9日夕方に崩落しているのがわかり、県や出雲市が詳細な被害状況を調べています。
この崩落により、日御碕地区に通じる道路が寸断されたため日御碕地区が孤立状態になっているということです。

日御碕地区の住民:
陸の孤島になっている。もちろん食料を手に入れることもできないし、いろいろな生活面で困ってくる。長引けばみなさんが大変なことになってくる。

出雲市によると、孤立しているとみられるのは、住民票への登録上では235世帯、548人となっていますが、実際に孤立している人は把握できていないということです。
島根県などが、朝から職員を派遣して災害現場や孤立地域の詳細な調査を進めているということです。

出雲市では、梅雨前線によって記録的な大雨となり、今朝までの24時間雨量は7月としては観測史上最大となる211.5ミリを記録しています。

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