岸田総理大臣は訪問中のワシントンで韓国の尹(ユン)大統領と会談しました。急接近するロシアと北朝鮮など共有する脅威に対し、連携強化に向けて意見を交わしました。
岸田総理大臣
「現下の国際情勢を踏まえれば、日韓の首脳が堅固な信頼関係、そして戦略的な問題意識を共有するなかで、こうして緊密に議論、そして連携を図っていくこと、大変意義深いものである」
両首脳は35分間会談し、「ヨーロッパ・大西洋、インド太平洋の安全保障は不可分だ」との認識を共有しました。
また、先月にロシアと北朝鮮が軍事協力の強化で合意したことについて、岸田総理は「地域の安全保障に与える影響の観点から深刻に憂慮すべきだ」と強調しました。
両首脳は日米韓3カ国が引き続き緊密に連携することを確認しました。
来年に日韓の国交正常化60周年を迎えることを踏まえ、活発化している対話を日韓関係のさらなる飛躍へつなげていくことも確認しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。