秋田県内各地で社会福祉サービスを提供する会社が、秋田市のJR秋田駅前で運営する高齢者向けの住宅を改装し、11日から内覧会が開かれている。

リニューアルしたのは、サービス付き高齢者向け住宅「さらさ秋田駅前」。県内各地で介護や保育事業を通じて社会福祉サービスを提供する「JAWA秋田」が運営している。

オープンして10年の節目を迎えたのを記念し、施設の1階が和と北欧のデザインを組み合わせたスペースに改装された。

ロビーは以前の1.5倍の空間に生まれ変わり、開放的で明るいスペースには、季節に合わせて装飾できるよう木が取り付けられたほか、飲み物や菓子などを自由に楽しめるドリンクカウンターが設けられた。

また、メインダイニングでは、IHコンロが一つずつテーブルに備えられ、利用者が温かい鍋などを味わえる。

さらに、リハビリなどに使われる部屋の隣には看護室が設けられ、入居者は安心して運動できる。

JAWA秋田の小原恒彦専務取締役は、「リニューアルした中で、利用者と職員が介護をする側される側という垣根を越えて、人と人とが触れ合って信頼関係を生み出せるような空間になってもらいたい」と話している。

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