3連休最終日となる15日、山陰地方は梅雨前線の影響で雨の降っている所が多くなっています。浜田市と江津市に出されていた大雨警報は午前11時半前に注意報に切り替わりましたが、島根県では雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる恐れがあり、引き続き浸水害や土砂災害、河川の増水に注意が必要です。

梅雨前線が山陰沖に停滞し、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため山陰全般に雨雲がかかっています。土砂崩れにより県道が崩落した出雲市でも15日朝はやや雨脚が強まり、依然として雨の降りやすい状態が続いています。

江津市桜江では、時間雨量32ミリを記録するなど浜田市や江津市で激しい雨が降り、一時大雨警報が発表されましたが、午前11時半前に注意報に切り替わりました。
気象台によると、夜のはじめ頃にかけて大気の不安定な状態が続き、雨雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雨になる可能性があるとしています。

午前5時過ぎに発表された予報によると、予想されている時間雨量は多い所で30ミリで、16日朝にかけての24時間の予想雨量は多い所で80ミリとなっています。
気象台は、浸水害や土砂災害、河川の増水に注意を呼びかけています。

また正午前に発表された予報では、島根県で15日に予想される時間雨量は多い所で、島根県東部と隠岐で25ミリ、西部30ミリ。16日正午までに予想される24時間雨量は多い所で60ミリとなっています。

JRでは今回の大雨により、一部区間で運転を見合わせるなど連休最終日のダイヤが乱れています。最新の運行状況はホームページなどで確認するよう呼び掛けています。

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