60年近く親しまれた学び舎に別れです。間もなく解体される校舎との思い出を作ろうと、高松市の小学校で7月16日、校舎に絵を描くイベントが行われました。
(中村香月記者)
「高松市の小学校です。間もなくお別れする校舎に、児童たちがかわいらしい絵を描いて、感謝の気持ちを伝えています」
高松市の香南小学校。現在の校舎は、1966年に建てられたもので、60年近く使われてきましたが、老朽化で間もなく取り壊されます。
校舎との思い出を残そうと、2023年から記念イベントが行われていて、16日がその集大成。全校児童約290人が思い思いの絵やメッセージを描いていました。
■夢中で描いた約2時間
■お絵描きは至る所に
(児童は…)
「楽しかった。いろいろな思い出ができた」
「この校舎で友達と仲良くしてきたからハートを描いた」
「『ありがとう。そしてさようなら』と描いた。雨の日は教室で過ごしたり、いろいろな思い出がある」
「きれいなのは虹しかないと思い、虹を提案して描いた。校舎とお別れするのは嫌だが、描けて楽しかった」
「新校舎でも頑張る。(Q:何を?)勉強。(Q:テスト何点取る?)100点!」
香南小学校では7月18日に校舎のお別れ会が開かれ、2学期からは新しい校舎での学校生活がスタートします。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。