夏の高校野球岩手県大会は7月17日も熱戦が繰り広げられました。
最高気温が32.5度まで上がった盛岡市のきたぎんボールパークでは、シード校・一関学院が2本のホームランを含む12安打の猛攻で3回戦進出を決めました。
増子智絵美記者
「2年ぶりの王者奪還を目指す一関学院です。応援も気合が入っています」
17日が初戦となるシード校・一関学院と1回戦をコールド勝ちで突破した福岡の一戦。
福岡は2回、ツーアウト2塁・3塁と先制のチャンスをつくりますが、この回途中から登板した一関学院・小山の140キロを超えるストレートを捉えられず先制とはなりません。
守備からリズムをつくった一関学院は5回、1アウトから9番・藤川の豪快な一発で一関学院が先制します。
するとここから一関学院の打線が爆発し6連打でこの回一挙6点を奪います。
投げては一関学院の2番手・小山が、ランナーを出しながらも粘りの投球を見せ福岡打線に得点を許しません。
7回一関学院は、代打・登嶋がこの試合チーム2本目となるホームランで試合を決め一関学院が7回コールド9対0でベスト16進出です。
公式戦初ホームラン 一関学院3年 藤川晃成選手
「打って入った瞬間うれしすぎて(頭の中が)真っ白になった。バッティングをしっかり磨いて次の試合も打てるようにしたい」
この他きたぎんボールパークの第2試合は花巻南がシード校の専大北上に3対2で競り勝ちました。
花巻球場では、第1試合は盛岡三が金ケ崎に7対1で勝利。
第2試合は久慈が10対1のコールド勝ちで3回戦に駒を進めました。
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