新潟県村上市の笹川流れで7月18日、観光遊覧船の安全点検が行われました。

これは観光遊覧船の利用者が増える夏のシーズンに合わせ、運航の安全確保や事故防止を目的として毎年行われているものです。

おととし4月には北海道・知床半島沖で観光遊覧船が沈没する事故が発生。

こうした事故の再発を防ごうと、この日は北陸信越運輸局や新潟海上保安部の職員が笹川流れ観光汽船の船内に立ち入り、救命胴衣の場所や通信機器の確認のほか、エンジンなどの設備に異常がないかなど点検を行いました。

【笹川流れ観光汽船 本間正弘 船長】
「第一に、ここに来てもらうお客様に安全安心を提供できるように取り組みの体制を整えていかなければと強く感じる」

【北陸信越運輸局 片倉勝 首席運航労務監理官】
「非常事態が起きたときは、関係機関に速やかに連絡を取って、人命優先で運航していただきたい」

観光遊覧船の安全点検は19日、魚沼市の奥只見湖でも行われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。