4月19日は二十四節気のひとつ「穀雨」で、「穀物を育てる雨が降るころ」とされています。
本格的な農作業が始まるの前に、岩手県盛岡市では田起こしが始まっています。
高橋礼子アナウンサー
「穀物が元気に育つよう行われる田起こし、土と空気が混ざって春のにおいがします」
盛岡市北飯岡にある藤村勉さんの田んぼでは、本格的な農作業開始を前にして、19日、田起こしが行われました。
約8ヘクタールの田んぼには、毎年盛岡市の酒蔵「赤武酒造」の酒米を作付けしていて、19日は養分となる稲の切り株なども一緒に耕されました。
土を柔らかくすることで根がしっかり張るということです。
藤村勉さん
「なるべく深く田を起こした方が、根や稲が伸びやすい。おいしい酒ができればいい」
19日は二十四節気のひとつ「穀雨」で、この時期に降る雨は田畑を潤すとされています。午前中にわか雨があった19日は稲の成長を後押しするような暦通りの天気となりました。
藤村勉さんの田んぼでは、5月の大型連休明けをめどに田植えを行う予定です。
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