「春の交通安全県民運動」の期間中に発生した交通事故の件数は、去年に比べ減少したが、事故で死亡した人は増加したことがわかった。

「春の交通安全県民運動」は、歩行者の安全の確保などを重点項目として4月6日~15日まで行われていた。
県警によると、期間中、県内で発生した交通事故は51件で、去年に比べ17件減った。一方で、事故で死亡した人は去年より2人増えて3人となっている。

4月8日に白鷹町の国道で発生した車同士の正面衝突事故では、軽乗用車が対向車線にはみ出し、助手席と後部座席に乗っていた2人が死亡。
また、15日には米沢市・東北自動車道で普通乗用車が、インターチェンジの出口付近に設置されたガードレールなどに衝突し、助手席の女性が死亡している。

期間中、検挙された交通違反は2176件で、去年より931件増加した。
主な違反は、速度超過・交差点などでの一時不停止・横断歩行者妨害などとなっている。

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