静岡・清水町の水族館で勢いよくジャンプし、決めポーズするアフロヘアーのような“アフロガニ”が撮影され、SNSで話題となっている。
“アフロガニ”の正体は、海藻を気に入りすぎたカニで、脱皮をしても同じ海藻をかぶり続けているため、“アフロ”も一緒に成長しているという。
ジャンプ!ドヤ顔決めポーズのカニ!
静岡・清水町の幼魚水族館で、勢いよくジャンプするカニをカメラがとらえた。
この記事の画像(11枚)カニは見事着地するとハサミを上に掲げ、“決めポーズ”を取った。
SNSでは、この映像が70万回以上再生され、「ドヤ感がすごい」、「カメラを意識してるな」などと話題になった。
一方で、「もっと気になる場所があるでしょ!」という声もある。
カニの甲羅からは緑色の“もじゃもじゃ”が伸び、まるでアフロヘアーのようで、「背中のもじゃもじゃは何?」、「アフロガニだ!」と話題だ。
おしゃれ好き?海藻身につけるカニ
いったい、この“アフロガニ”は何者なのか、飼育員に聞くと、本来は貝などをかぶって身を守る「カイカムリ」というカニの仲間だと判明。
しかし、このアフロガニについては、「たまたま海藻が気に入って、脱皮しても持ち直して海藻をずっと背負っている」のだという。
さらに飼育員によれば、「この子は一度も貝をかぶっているところは見たことない」という。
アフロガニの正体は、貝ではなく海藻を気に入り過ぎたカニだった。
脱皮をしても同じ海藻をかぶり続けているため、“アフロ”も一緒に成長しているという。
時には、タツノオトシゴがカイカムリだと気づかずに巻きついてしまうこともあるそう。
ちなみに、アフロガニは水中を泳ぐことはないので、ジャンプシーンはとても貴重な瞬間だという。
(「イット!」 7月17日放送より)
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