香川県中学校総体・水泳では、2023年、背泳ぎで全国優勝した丸亀南3年の平田統也選手が登場しました。

坂出伊藤スイミングスクールから出場した丸亀南3年の平田統也。背泳ぎで全国から注目を集めています。

7月20日の200メートル決勝に出場した平田は23年の全国中学校体育大会では2年生ながら100メートルで1位、200メートルで2位の成績を収めています。3年生になってもその強さは健在でした。

(坂出伊藤SS 平田統也選手(丸亀南3年))
「前半、コーチに上げろと言われたので前半を意識して泳ぎました。大きくかくというのを意識して泳ぎました」

後続とぐんぐん差を広げた平田。自身が持つ香川県中学校記録には届きませんでしたが、2位に9秒ほどの差をつけ2分8秒90の1位でフィニッシュしました。平田は21日の100メートルでも1位の成績を収めています。

(平田統也選手)
「気温が高かったので、水温も上がって、まあまあかなっていうタイムですね。(Q:全国大会に向けて)中学生最後の年なので、日本中学新記録を出していきたいですね」

平田が所属するスイミングスクールのOBには、坂出市出身でパリオリンピック競泳200メートル平泳ぎ代表の花車優選手(24)がいて、平田も将来、オリンピック出場という夢を抱いています。

(平田統也選手)
「4年後に花車優君と一緒に泳ぐために、目標として泳いでいきたいですね」


もう一人の注目は、香東3年の徳田崇真。20日の1500メートル自由形で、好記録を生み出しました。

徳田は自由形で2023年の全中、400メートル3位、200メートル7位の成績を収めた実力者です。24年、1500メートルに出場した理由は。

(香東3年 徳田崇真選手)
「200メートルなどはスピードが必要、そのスピードがちょっと全国の人より劣っているので、距離伸ばして順位を取ろうと」

1500メートルという長い距離ですが、「ペース配分は考えず、とにかく全部頑張ることを意識した」という徳田。2位と48秒ほどの差をつけ、16分32秒20の1位でフィニッシュ。大会記録を10年ぶりに更新しました。

徳田は21日の400メートル自由形でも1位に輝いています。

(香東3年 徳田崇真選手)
「普通にうれしいです。全国ではこれからもっと練習して1番取れるように頑張ります」

全国大会標準記録を突破した選手は、8月17日から石川県で行われる全国中学校体育大会に出場します。

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