待望の屋内施設です。長野市の旧少年科学センターを改修し、7月28日にオープンする「ながのこども館ながノビ!」。21日は一足先に地元の小学生が体験しました。「0歳児から楽しめ、学べる施設」がコンセプトです。

宇宙空間をイメージしたボールプールや、アルプスをモチーフにしたクッション素材の遊具。長野市の城山公園内の屋内施設「ながのこども館ながノビ!」です。

オープンを前に21日内覧会が開かれ、招待された地元・城山小学校の児童やその家族など550人が一足先に体験しました。

4歳:
「楽しかった」

小学1年:
「クルクル回るところを動かすのが楽しかった」

保護者(30代):
「この暑い中なので、涼しい所で遊べるのはとても救われる」

「ながノビ!」の前身は1985年に開館した少年科学センター。体験型の展示物をそろえ子どもたちに親しまれてきました。

しかし、施設の老朽化や展示物の古さが目立ち、2年前に閉館。改修を進め、いよいよ7月28日にリニューアルオープンします。

小学2年:
「(前と比べて何が違う?)レベルアップしている」

施設は地上1階、地下1階で延べ3400平方メートル。

1階は体を動かして遊ぶ施設が多くなっています。アルプスをイメージした遊具やボルダリング施設。また、0歳児から2歳児を対象にした「ベビー・ちびっこエリア」も設けました。

ながのこども館・嶌田均館長:
「科学センターとの大きな違いは0歳から楽しめるところ。今までは主に小学生でしたが『0歳児から遊び、学ぶ』ここを大事にしたいなと」

地下1階は「学び」の施設が多くなっています。サイエンスショーや工作体験ができる広場を整備しました。

「ながノビ!」の入館料は長野市民が平日・小学生200円、中学生以上400円、休日・小学生400円、中学生以上800円で今年12月28日までは割引があります。少年科学センター時代に比べて、値上がりしました。

保護者はー

30代女性:
「今までが安すぎたのかなと。室内スペースが重要だと思うのでいいのではないか」

40代女性:
「できる限りの価格で、楽しい施設を長く続けていただければありがたい」

ながのこども館・嶌田均館長:
「十分お金に見合う、楽しい、学びを感じる施設になっていると思います。期待して来ていただきたいと思います」

「ながノビ!」は7月28日にオープン。予約サイトや電話で事前予約が必要です。ただ、週末の予約は8月末までほぼ埋まっているということです。

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