野生のニホンザルを間近で観察できる高崎山自然動物園(大分県大分市)に、毎年恒例のサル専用プールが登場した。子ザルたちが水しぶきを上げながら遊ぶ様子を8月31日まで楽しめる。
同園は、サルが夏の暑さをしのげるよう、毎年寄せ場の一角に水を張っており、今年は13日にプール(水深約30~40センチ)開きをした。
同園によると、サルの平熱は約38度。子ザルの時は水遊びを楽しむが、成長するにつれて木陰など涼しい場所でじっと動かずにいるようになるという。
このため、集まってくるのは1~3歳が中心だという。最初はおそるおそる水に手を伸ばしていたが、慣れると近くの遊具から飛び込んだり、水中でじゃれ合ったりしながら元気に跳ね回っていた。【神山恵】
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