Jリーグの野々村芳和チェアマンがシーズン移行の周知などのため、きょう(24日)県内を訪れた。「夏場の暑さを避けるためにも移行にはメリットがある」と強調した。

野々村チェアマンはきょう午後、モンテディオ山形の相田健太郎社長と一緒にさくらんぼテレビを訪れた。
野々村チェアマンは、Jリーグが再来年に行う「シーズン移行」を周知し、広く理解を得るため全国を回っている。

シーズン移行に伴い導入される「秋春制」では、開幕の時期を今の2月から8月に変更。12月中旬からウインターブレイクを挟み翌年5月までリーグ戦を戦うもので、ヨーロッパの主要リーグが採用している。

野々村チェアマンは今の制度では夏の暑い時期に選手のパフォーマンスが落ちる傾向にあるとして、移行のメリットを次のように述べた。

(野々村チェアマン)
「選手たちが目指しているのは『世界とどう戦っていくか』ということ。そうした中、(夏に)パフォーマンスが下がってしまっている。世界は、逆にしっかりとシーズンの真ん中でパフォーマンスが上がっている。これだけ暑くなってくると、『夏場のスポーツをどう考えるか』ということも含め、シーズンをずらすことでパフォーマンスを山なりにして、夏の暑い環境を少しでも避けことが一番大きなメリット」

さくらんぼテレビでは8月3日放送の「KICK OFF! YAMAGATA」で、野々村チェアマンと相田社長の対談形式のインタビューを放送する。
シーズン移行と新スタジアム建設についてサポーター100人から寄せられた質問に2人が答える。

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