24日は土用の丑の日です。宮崎市のウナギ店には、ウナギを求め多くの人が訪れました。

宮崎市のうなぎ処鰻楽では、普段の平日のおよそ3倍となる900食分のウナギを用意。厨房の温度は42度です。

(鰻楽焼き手・村中暁夫さん)
「1年のピークなのでそれに合わせて体力づくりをしています。1日5リットルくらい水を飲んでいます」

店には11時の開店と同時に次々と客が訪れ、待ち時間は30分…提供されると幸せそうな表情でウナギを頬張っていました。

(訪れた客)
「ふわっとしていて、香ばしく焼いてあっておいしい」

「夏の季節を感じたいなと思って…ご褒美で」

「おいしい」

「帰省中で千葉から来ました。精力つけるのとこれから動物園行くんでちょっと体力つけてうなぎ食べていこうかなと」

店にとっては人件費や高熱費の高騰に直面する中での土用の丑の日となりました。

(鰻楽・近藤貴昭営業部長)
「なかなか厳しい状況ではございます。できれば値上げしたいところではありますが、日本の伝統文化であるうなぎを数多くの方に味わって頂きたいということで、なんとかお求めやすい価格に努力しています」

うなぎ処鰻楽では蒲焼のテイクアウトブースを設置。このあと午後8時まで営業しています。※今年は土用の丑の日が2回。2回目は8月5日(月)。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。