きょう24日は「土用の丑(うし)の日」だ。老舗うなぎ店が集まる“うなぎ街道”に行ってみると、ついにうなぎにもインバウンドの影響が出てきているようだ。外国人客が急増していた。
千葉・成田市の“うなぎ街道” 60軒ものうなぎ店
青井実キャスター:
これ「まんぷく」って…うなぎ屋さんですね。あっ、向かいもうなぎ屋さん。
24日のお昼時、青井キャスターが向かったのは千葉・成田市の、人呼んで“うなぎ街道”だ。利根川や印旛沼が近い事から、昔からうなぎがよく食べられていたというエリア。
青井キャスター:
ここ、うなぎは街道?
女性:
そう、60軒もあるの。
青井キャスター:
60軒も!?
暑い夏に、ウナギを食べて精をつけようという「土用の丑(うし)の日」。280年の歴史を持つという店にも、たくさんのお客さんが訪れていた。
ーーやっぱり土用の丑の日だとウナギとなる?
訪れた客:
はい…やっぱりそうなりますね。
そして青井キャスターも、音で、目で、そして香りで、絶品のうな重を堪能する。
青井キャスター:
あぁ…良い香り、この照り照りなウナギ、焼きたてでございます。ウゥー!フフフ…うまーい!いやーこれはもう体力つくわ。
飛行機の乗り継ぎの合間などに来る外国人も
絶品のうなぎに魅了されているのは、日本人だけではない。
土用の丑(うし)の日の今日24日、成田山新勝寺近くの老舗うなぎ店には中国から来たという人がいた。
中国から来たというご夫妻(夫):
毎年夏はここに…。
青井キャスター:
えぇー、うなぎが好きなんですか。
中国から来たというご夫妻(夫):
そうそうそう。
お店の人も、“日本のうなぎ”を目当てに訪れる外国人旅行客が増えていると話す。
菊屋 おかみ 石橋真衣子さん:
去年(2023年)から結構、欧米の方が(来る)。今年(2024年)ぐらいからは、本当にアジアの方がメインで…。
成田空港に近いことから、乗り継ぎの合間や日本を離れる直前に食べに来る人も多いという。
一方、東京都心にあるうなぎ店にも24日、3時間ほどのランチタイムに5組の外国人客が来店。
オーストラリアからの客:
2~3カ月に一度は、ウナギを食べるよ。これは“本物”だ!
今回の予約は4月にしたんです、3カ月前かな。うなぎの質は最高だね。
うな重やうな丼だけでなく、“ひつまぶし”の味にも大満足だ。
香港からの留学生:
薬味と一緒だと、さらにおいしいわ!
(「イット!」 7月24日放送より)
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