秋田県内は24日夜から南部を中心に記録的な大雨となっている。この影響で、湯沢市の工事現場で土砂崩れが発生し、1人の行方が分からなくなっている。
25日午前8時45分ごろ、湯沢市上院内の国道13号沿いの工事現場で「土砂崩れが起きて1人が巻き込まれた」と作業員から消防に通報があった。
巻き込まれたのは60代の男性作業員とみられ、警察と消防が駆け付けたが、土砂から水が流れ出るなど二次災害の危険があり、現場に近づけない状況が続いている。
消防によると、土砂は幅、高さとも20メートルほどの規模で、国道沿いの川に向かって崩れたとみられる。消防は安全が確保できる川の周辺を捜索している。
湯沢市では、25日午前11時までの24時間雨量が、平年の1カ月分を上回る191.5ミリと観測史上最大を記録し、土砂災害警戒情報が発表されている。
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