福岡市の名物といえば、赤ちょうちんの屋台。
多くの観光客も訪れる中、通信アプリの「LINE」を使ってますます便利に利用できる試みが始まりました。
福岡市中央区にある長浜屋台街。
目の前で調理されたでき立ての逸品に、24日も利用客たちが舌鼓を打っていました。
◆利用客
「求めているものがここにありました。豚骨ラーメンを想像して求めているものがありました」
◆利用客
「あーうまい!バッチグー」
この日も大勢の客でにぎわっていましたが、さらなる利用客増加を狙い新たな取り組みが…。
◆福岡市 高島市長
「福岡市の屋台がまた使いやすくなります」
福岡市は屋台のLINE公式アカウントに、生成AIを活用した「AIおいちゃん」を新たに搭載しました。
おすすめの屋台をたずねると、市内約100店舗の情報を学習した「AIおいちゃん」が博多弁で回答してくれるということです。
そして新機能はほかにも・・・
◆記者リポート
「店の前にある裸電球。これがともると、お店がオープンしたことをLINEで確認できます」
悪天候で臨時休業になるなど、ほとんどの店が不定休で営業している屋台。
これまでは営業しているかどうか実際に来店して確認するしかない中で、新たに導入されたのが電球です。
一見、普通の電球と変わらないように見えますが、店をオープンする時に光を灯すと自動でシステムが感知し、LINE公式アカウントの画面に営業状況が反映されるということです。
◆福岡市経済観光文化局 濱田洋輔課長
「町に100軒もの屋台があるのは福岡市だけ。やはり、福岡の魅力の一つだと思っているので、このアカウントを使ってもっと屋台を楽しんでほしい」
このLINE公式アカウントは英語にも対応しているということで、外国人観光客の増加にもつながりそうです。
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