福岡市中央区の「みずほPayPayドーム福岡」に隣接するホテル「ヒルトン福岡シーホーク」を、みずほリースの連結子会社で東京の「エムエル・エステート」が取得することになりました。取得額は明らかにされていません。

シーホークは客室数1052室の大型リゾートホテルで、2019年には主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の会場になるなど、国際的な会議のMICE施設としても使われています。

取得についてエム・エルエステートは「自己の資産の運用が目的」としていて、福岡空港や市中心部の天神地区にも近いことから「観光・ビジネス両面の需要が期待される」としています。

7月に契約を締結し、8月下旬以降に物件の引き渡しを予定しているということです。

シーホークは1995年にダイエーグループが開業した後、日本航空の子会社を経て、2010年からはヒルトンが運営しています。

また隣接するドームをめぐっては今年4月、福岡ソフトバンクホークスとみずほフィナンシャルグループ、それにPayPayの3社がネーミングライツ契約を結び、名称が「みずほPayPayドーム福岡」となっています。

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