小学生が夏休みの宿題を中学生に教わりながら交流する勉強会が7月25日に静岡県菊川市で開かれました。学校や家とは環境が変わり、楽しそうに勉強する小学生の姿がありました。
この”夏休みみんなで宿題をやる会”は、菊川市で地域の子どもたちの教育活動に取り組む市民ボランティアが10年ほど前から毎年開いています。
25日は小笠北小学校の児童35人が参加し、夏休みの宿題になっている国語や算数、社会などのドリルに取り組みました。
勉強を教えているのは地元の岳洋中学校の生徒14人です。
国語の読み書きや漢字、それに算数の計算方法などを小学生たちに優しく教えていきます。
中には25日の1日ですべての宿題を終えた小学生もいて、休憩時間には仲良く交流する姿も見られました。
小学生:
わからないことを教えてもらえるので楽しい
小学生:
もう全部終わった。楽しかった
中学生:
子供と遊ぶのが好きで勉強を教えるのも好きなので来た。うれしいです(小学生の)解けた時の顔が
主催した市民ボランティアは「交流を通して地域とのつながりが深まったらうれしい」と話していました。
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