福岡市役所に集まった夏休み中の小学生親子約100人。

一行がバスで向かったのは福岡市西区の西部水処理センターです。

この施設では家庭や工場から出る汚水を処理しています。

下水道に沿って地下の通路を実際に歩いてみたり処理された水が入った水槽をのぞきこんでみたりと、まるで探検隊になった気分です。

◆参加した子供
「いつも普通、絶対に見れないものがきょう見られてうれしかった」

◆参加した子供
「水の色の変わり具合が大きくて、すごくびっくりした」

◆参加したお母さん
「ちょうど学校で習ったばかりだったので、実際に見られてよかったです」

実験にも挑戦。

トイレットペーパーとティッシュペーパーを水に溶かしてパイプに流し、水の流れ方に違いがあるのか調べます。

◆参加した子供
「普通のティッシュとかだったらきれいに流れないっていうのが、今日の実験をしてわかったので、とても分かりやすかった」

◆参加した子供
「ティッシュを(トイレに)入れちゃいけないことが分かった」

この体験会、身近に感じにくい下水道のことをもっと知ってほしいと福岡市道路下水道局が開催しています。

訪れた親子にとっても普段見られないところに潜入し、いろんなことを学ぶことができた夏休みの貴重な一日となったようです。

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