千葉市の動物園でフクロテナガザルが体操選手並みのアクロバット移動をする姿が撮影された。フクロテナガザルが移動する姿は“ブラキエーション”と呼ばれ、特別な移動方法なのだという。このフクロテナガザルは来園者に対し、度々飛び回る姿を見せている。
縦横無尽に移動するハートちゃん
千葉市動物公園で撮影されたのは、縦横無尽に飛び回り、驚きの身体能力を見せるフクロテナガザルのメス、ハートちゃんだ。
この記事の画像(12枚)ハイテンションで、鳴き声をあげながら、パイプの上を走り出したかと思えば、長い腕を使って、次から次へと予測不能な動きで飛び移っていく。
目撃した撮影者は、「本当にロープにつながっているんじゃないかと思うくらい自由に飛び回ってましたね。体操選手のオリンピック競技を見ているような驚きを感じました。なんであんな動きをするんだろう…」と話す。
独自の移動方法“ブラキエーション”
このアクロバティックな動きは、テナガザルに見られる特別な移動方法だという。
飼育スタッフは、この行動について「枝から枝にぶら下がりながら移動する行動を"ブラキエーション”と言うんですけども、それで非常に効率よく移動していくという習性もあります。来園者に反応はよくしますし、ブラキエーションの延長線というか、興奮した中で出た行動だと思いますね」と説明している。
来てくれたお客さんにテンション上げ上げのハートちゃんは、いつも以上にアクロバティックな動きになっていたのではないかという。ハートちゃんは、毎日テンションマックスだ。
(「イット!」 7月25日放送より)
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