長崎商業高校の生徒が大手コンビニエンスストアと地元の味をテーマに商品を共同開発しました。
生徒たちが商品の完成を長崎市の鈴木市長に報告しました。
長崎商業高校とコンビニ大手・ローソンが共同開発したのは、長崎の名物・トルコライスをおにぎりで再現した「トルコライス★ボール」と、県産のミカンの果汁を使った「よかよーみかんパン」です。
8月の発売を前に、長崎市の鈴木市長に商品の完成を報告しました。
鈴木史朗 市長
「おいしい。ほんとにおいしいですね」「(みかんパンは)柑橘系の味が口の中に広がり、爽やかな味がする」
生徒たちは授業や部活動で商品開発や流通について学んでいて、自分たちが考えた商品を多くの人に届けたいと、ローソンに共同での商品開発を提案しました。
テーマは「地産地消」です。
全校生徒が寄せた48の案から長崎らしさや味などで2つの商品を決めました。
開発時の話し合い
「デミグラスの方が好きかも。どっちも違う良さがある、洋風か和風か、とんかつ(ソース)の方が日本っぽい」
コンビニの商品は味だけでなく、製造コストや販売価格なども重要なポイントです。
開発には約7カ月がかかりました。
8月6日から約1カ月間、九州の店舗で販売されるため、生徒たちは2つの商品を通して長崎の魅力が伝わることにも期待しています。
長崎商業高校商業クラブ 田上俊輔 部長
「一回商品を実際に食べてもらって」「長崎に興味を持っていただけたらうれしい」
共同開発した商品の収益の一部は、長崎市が取り組む平和活動「クスノキ基金」に寄付されます。
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