河野デジタル大臣は、原子力発電所や次世代エネルギーとして注目される核融合の研究施設などを視察し、将来的な電力需要の増加に対応できるエネルギー政策の重要性を強調しました。

河野デジタル大臣
「これから日本のエネルギー需要というのが、かなり大きな幅を持って、なおかつ需要が増えるという予測のなかで、それをしっかり対応できる準備はしないといけない」

 河野大臣は31日、茨城県にある東海第二原子力発電所や、日本とヨーロッパが共同開発している核融合エネルギーの研究施設などを視察しました。

 河野大臣は9月に行われる自民党総裁選への立候補を模索していて、党内での支持基盤作りのため、自身が所属する麻生派の幹部を中心に定期的に会談を重ねています。

 ただ、これまで「脱原発」の姿勢を示してきた河野大臣への支援に慎重な声も根強く、エネルギー政策を巡る河野大臣の主張が焦点の一つになっているため、今回の視察を通じて現実的なエネルギー政策を進める姿勢を強調したい考えです。

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