恵庭市にあるスーパー「うおはん」は、その名前の通り鮮魚に強いスーパーです。
新鮮な魚が安く手に入ると評判で、プロの料理人も訪れるほどです。
そんな「うおはん」でひそかに人気を集めているのが、お惣菜コーナーです。
新鮮な魚を使ったお惣菜からボリュームたっぷりのお弁当まで、手作りの品々がずらりと並んでいます。
その中心にいるのが、調理の仕事一筋の伊庭一枝さん、79歳。
20年以上も「うおはん」でお惣菜を作り続けており、みんなから「ママ」と呼ばれて親しまれています。
今回は、伊庭さんの大量の総菜を手早く美味しく調理するラクカジテクニックを紹介します。
3台の鍋を駆使してさばいたばかりの魚をどんどん煮ていく伊庭さん。
魚の煮付けを作る際、落し蓋にはクッキングシートを使用します。
クッキングシートは柔らかいため具材に沿って煮汁が行き渡り、早く味が染み込みます。
また、アクや油だけを吸着するので煮汁が減りにくく、そのまま捨てられるため洗い物も減らせます。
20~30分ほど煮た魚の煮つけ。
その日刺身にした残りの部分を贅沢に使っているので新鮮。
「鮮魚コーナーに並ぶ魚を食べたいけれどどう調理していいかわからないしめんどくさい…」という方には、達人ママの焼き魚や煮魚がおすすめです。
続いてはお得意の煮物。
伊庭さんの煮物は、うおはんスタッフからの人気ナンバー1。
水分が出にくい根菜類は、あらかじめ切って鍋に入れておくことで、すぐに火にかけられるようにしています。
これにより、手早く煮物を仕上げることができます。
続いては、一つの鍋で肉そぼろと揚げだし豆腐を同時に調理します。
挽肉を炒めた後、挽肉を炒めた後に挽肉だけをすくい上げ、鍋に水溶き片栗粉を入れて、揚げだし豆腐のあんに早変わり。
この時短技により、手間をかけずに二品を完成させます。
焼肉用の肉を調理する際、伊庭さんはラップの上に肉を広げ、再利用したトレーの上で調理します。
これで洗い物が一つ減り、家事の負担を軽減します。
「うおはん」で人気のお惣菜の一つが卵焼きです。
ふわふわで厚みのある玉子焼きは、甘めの味付けで、ネギや椎茸の旨味が効いています。
調理の際には、卵の分量をきちんと量ることがポイントです。
シンプルな味付けでありながら、その繊細な味わいが人気の秘訣です。
分量さえしっかり量れば焼き方は簡単。
フライパンで大きなオムレツを作るように焼き、焼いた後に形を整えます。
長年培った伊庭さんの時短技と工夫により、多くの手作り惣菜が並ぶ「うおはん」。
新鮮な魚を使った料理を手軽に楽しみたい方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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