長野市の飲食店経営業者「アライド」が7月26日に長野地裁から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査機関・帝国データバンクによりますと、アライドは2012年に設立された飲食店の経営業者で、設立後まもなく休眠。2018年から太陽光発電用の土地に関する不動産仲介・売買を目的に再開し、2021年にはフランチャイズチェーンに加盟して長野市で飲食店をオープンして主力事業を転換していました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で業績が伸び悩み、別のフランチャイズチェーンに加盟して2023年には上田市で生わらび餅店を出店したものの、債務が増加した一方で経営は軌道に乗らず資金繰りはひっ迫していたということです。

2024年に入って生わらび餅店を閉店して負担の軽減を進めましたが、先行きの見通しが立たないことから4月には事業を停止していました。

負債は約6000万円の見込みです。

なお、長野市の飲食店は別会社が運営しているということです。

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