(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在
◆警報
旭川市、鷹栖町、当麻町に大雨や洪水警報が出ています。
短時間で集中して強い雨が降り、川の水位も上がり、浸水や冠水のおそれがあります。
21時ごろにかけて警戒を続けて下さい。
◆きょう7日(水)の気温
道東は、最低気温が今年最も高く、朝から蒸し暑くなりました。
日中は、前日より2~5℃も高く、内陸部は30℃を大幅に上回り、
東川町は34.5℃まで上がりました。
暑さにより、大気の状態が非常に不安定になりました。
◆“ろうと雲”が発生
15時40分ごろに、旭川市内で“ろうと雲”が発生しました。
積乱雲から渦が垂れ下がっていますが、地上に届くと、竜巻です。
17時30分現在、上川地方に竜巻注意情報が発表されています。
頑丈な建物で、安全確保に努めて下さい。
◆あす8日(木)の天気・気温
大気の不安定な状態が続き、広範囲で天気が崩れそうです。
上川・空知・十勝地方は、非常に激しい雨が降り、雷や突風を伴うおそれがあります。
札幌市内は、午後に、西区、南区で、雨雲が発達し、
中央区や他の区にも流れ込みそうです。
日中の気温は、前日より2~5℃低く、
札幌、旭川は29℃で、真夏日から解放される所が多いでしょう。
◆札幌の10日間予報 8日(木)~17日(土)
9日(金)もにわか雨の可能性があります。
10日(土)は、晴れ間が出ますが、
3連休後半は、熱帯低気圧から変わる台風5号が北上の兆しがあり、
予報が変わる可能性があります。
来週後半にかけて、再び30℃以上で、厳しい残暑が続くでしょう。
◆熱帯低気圧
日本の南の熱帯低気圧が、あす8日(木)までに台風5号になる見込みです。
その後、北上し11日(日)~12日(祝・月)は、北海道の東部に進む見込みで、
道東に上陸する可能性もあります。
海上は、波が高く、うねりを伴い大しけとなりそうです。
3連休は、フェリーなど船の交通にも影響が出るかもしれません。
帰省や旅行予定の方も、気を付けて下さい。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。