人の行き来が活発になるお盆を前に、福岡市の医師会が、県内で感染者が増えている新型コロナへの注意を呼びかけました。

感染力が非常に強い新たな変異株「KP.3」が流行しているとされる新型コロナ。

福岡県では、7月28日までの1週間で感染者数が1医療機関あたり19.54人となり、11週連続で増加となっています。

福岡市の医師会は7日の定例会見で、一部の患者が重症化していることに触れ、人の行き来や大勢で集まる機会が増えるお盆を前に、警戒を呼びかけました。

◆福岡市医師会 中山英樹 常任理事
「体調がすぐれない方は、なるべく高齢の方や基礎疾患を持っている方とは長時間接触しないように」

また、熱中症についても、県内では今年の搬送者の数が800人を超え、前年の同じ時期を250人ほど上回っているということで、あわせて注意を呼びかけています。

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