立憲民主党の代表選挙が来月23日に行われることが決まりました。自民党の総裁選挙の日程に近付け、次の衆議院選挙での政権交代に向け党の存在をアピールする狙いです。

立憲民主党 岡田幹事長
「立憲民主党に多様な人材がいて、そしてしっかりとした政策議論がなされていると、政権を任せて大丈夫だというふうに有権者の皆さまに思っていただけるような代表選挙になれば素晴らしいと思います」

 今月7日に開かれた両院議員総会では、泉代表の任期満了に伴う代表選を9月7日に告示、23日に投開票の日程で行うことが承認されました。

 9月下旬の自民党の総裁選に近付けた形で、岡田幹事長は「どちらが総理としてふさわしいかを判断していただくので日程が重なった方が比較しやすい」と狙いを説明しました。

 代表選では、次の衆議院選挙に向け共産党との関係をはじめ、他の野党との連携の在り方などが争点となる見通しです。

 これまで現職の泉代表が再選に向け準備を進めているほか、枝野幸男前代表が立候補を検討しています。

 また、野田元総理大臣を推す声などもあり、立候補に向けた動きが活発化しています。

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