熊本市の慈恵病院が運用する『こうのとりのゆりかご』への預け入れや『内密出産』で生まれた赤ちゃんが最大で1カ月行き先が見つからないまま病院にとどまっていることが明らかになりました。

慈恵病院によりますと、『こうのとりのゆりかご』への預け入れや『内密出産』、特別養子縁組を前提に生まれた赤ちゃんが合わせて7人、最大で1カ月、病院で保護されているということです。

要因は乳児院に空きがないことなどで、病院での一時的な保護の数としては過去最多。

蓮田理事長は子どもの愛着形成のためにいち早く家庭的な環境に移すことが重要と強調し熊本市に対し県外も含めて養育先を探してほしいと訴えました。

また、8日7人のうち5人は特別養子縁組などにより病院から離れることが決まったということです。

熊本市児童相談所は「できるだけ早く乳児院や里親につなげられるように今後も努める」とコメントしています。

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